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仏像の価格

多くの方が寺院にお参りに行き仏像を目にします。しかし仏像とは非日常的なもので、その適正価格について昔からわかりづらいところがあり、骨董品だとなおさら値段があってないようなものだとよくいわれます。多くのお客様は仏師や収集家でもない限り仏像の価格についてよくわからないと思います。私自身も今思えば、過去にずいぶん高く購入してしまったと思うものもあります。

もし日本の仏師が30センチほどの仏像を造った場合は、その仏師や材質、大きさ、制作時間にもよりますが一か月の時間を要したとすると平均的な価格は約30万円〜50万円ぐらいかと思います。
これはおおまかには「材料費+日数代=価格」で導き出されます。この金額を単純に高いといってしまうのは簡単ですが、一か月の間の生活費や材料費も当然かかってきますので時給に換算するとそんなに高くないといえるでしょう。 仏像制作に用いられる木材も特別で、芯の部分はそこから放射状にひび割れを生むので除去され、使える部分は一つの木から少なくなります。


当店は主として海外の仏像を、主としてネパールで制作された仏像を多く扱っております。ネパールは日本に比べて物価が安いのですが、それでも一つの仏像を造るのに最低でも1か月を要します。金銅仏でしたらさまざまな方の手によって仏像が造られますので、それぞれの方に経費が掛かります。多羅堂は現地にさまざまなパイプがあり、現地直輸入ですので他店に比べてコストダウンを実現いたしました。


それぞれの仏像の中で、仏師の熟練度によりますが、特に有名仏師の作品は他の仏師の作品と比べ、価格がいくばくか高価になります。単純に年数では計れませんが、3年修行された方と20年修行をされた方だと作品に違いがあり価格も違います。


しかし必ずしも有名な仏師の作品が全ての方の満足を得られるかと言えばそうではありません。それぞれの好みや大きさ、材質、求めている仏像の種類などそれぞれ違いがありますので一概には言えません。例えば若い仏師の荒々しく彫刻された作品でも返ってそれがむしろ作品に勢いを感じさせる時があります。


サイズや材質、その仕事ぶりにも関係があります。基本的には大きなサイズの物は小さなサイズに比べて材料費や作業時間の関係から価格は高くなります。しかし小さい仏像でも細かなところまで細工がしてあるものは、特別な技術が必要で、仏師を選び、さらにそのぶん制作時間がかかりますので仮に大きなサイズのものよりも価格が高価になることもあります。


また仏像は、非常にたくさんの工程を経て出来上がりますので、その内容にも関係があります。金銅仏でしたら約10の工程を経て出来上がり、それぞれの工程ごとにスペシャリストがいて、作品を完成させていきます。
仏像(金銅仏)の詳しい作り方ページへ >


鍍金や金箔であしらわれた仏像はその素材上、高価になりますし、技術的にも必要です。白檀・沈香なども同様に素材自体が高いのと、非常に硬い素材なので技術が必要です。沈香は非常に貴重で硬さにむらがありますので、のみを研ぐ時間が非常にながくなるようです。 仏像の表面に、様々な彫金が施された仏像など、手間暇がかかっている仏像も同様です。 手間がかからなければ、当然日数も減るので価格は低くなります。


仏師の熟練度、知名度の違いによっても変化し、日本製か中国製か、大量生産なのか一点物なのか等、様々な要因が絡み合い、決定されていきます。


多羅堂では本格的な仏像を出来るだけ多くの方に手に取って頂き、その魅力に触れて頂きたいという想いから、本格的なものをリーズナブルにご提供できるように日々務めております。少しでも皆様の日々の生活での癒しや活力の一端のお手伝いをさせていただけるのであればこんなに嬉しいことはありません。

仏像の価格
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list of goods当店の仏像一覧

釈迦如来

釈迦如来

仏教の開祖であり、仏様として唯一実在した人物。様々な教えが実践されているが、その全ての中でお釈迦様が信仰されている。

阿弥陀如来(アミターバ・アミターユス)

阿弥陀如来(アミターバ・アミターユス)

西方の極楽浄土の教主で、密教においては五仏の一尊に数えられる。極楽往生・福徳長寿のご利益があるとされる。

薬師如来(薬師瑠璃光如来)

薬師如来(薬師瑠璃光如来)

薬師如来は古来より病気平癒を主として、現世利益を司る仏様であることから、日本では「お薬師様」として広く親しまれています。

ヴァジュラサットヴァ(金剛薩た)

ヴァジュラサットヴァ(金剛薩た)

菩薩の代表格で、金剛(ダイヤモンド)のように堅固な菩提心を持つと称される。密教の付法相承の第二祖である。

持金剛

持金剛

後期密教では大日如来に代わって金剛薩たが五仏より上位に置かれる持金剛へと発展し、最高の尊格となりました。

文殊菩薩(マンジュシュリー)

文殊菩薩(マンジュシュリー)

仏様の知恵を司る菩薩で、卯年の守り本尊である。知性向上、学業成就などのご利益があるとされる。

観音菩薩(観世音菩薩・観自在菩薩)

観音菩薩(観世音菩薩・観自在菩薩)

慈悲を象徴する菩薩で、衆生を救済するために、様々なお姿に変化する。世界中で人気がある仏様である。

多羅菩薩(ターラ)

多羅菩薩(ターラ)

観音菩薩が衆生を救い尽くせないことのために流した涙から生まれたとされる仏様。チベット仏教圏内では圧倒的な人気があります。

弥勒菩薩(マイトレーヤ)

弥勒菩薩(マイトレーヤ)

弥勒菩薩は未来仏といって、今は私たちの世界にはいないが将来必ず出現する、未来の仏様として厚い信仰を集めています。

不動明王(不動尊・お不動さん)

不動明王(不動尊・お不動さん)

大日如来の化身であり、五大明王の中心尊である。お不動さんの名で親しまれ、根強い信仰がある。

毘沙門天(多聞天)

毘沙門天(多聞天)

四天王の一尊で仏法を守り、独尊として信仰されている。七福神のひとつに数えられ、商売繁盛などのご利益があるとされる。

聖天(歓喜天)

聖天(歓喜天)

多くは象頭人身の姿で表され、除災招福や子授けのご利益があるとされる。聖天さんと呼ばれ厚い信仰を集めている。

インドラ(帝釈天)

インドラ(帝釈天)

帝釈天はバラモン教の神が仏教に取り入れられ、護法神となったものです。初期では梵天と帝釈天は仏教を護る神されてきました。

大黒天(マハーカーラ)

大黒天(マハーカーラ)

元々は破壊の神でしたが、仏教に取り入れられた後、日本では七福神の一尊として加えられ、人気のある福の神となりました。

ミラレパ

ミラレパ

ヨーガ行者・詩人としての名声が高く、現在でも「ミラレパ伝」「十万歌謡」は多くのチベット人に愛読されています。

パドマサンバヴァ(グルリンポチェ)

パドマサンバヴァ(グルリンポチェ)

八世紀に活躍したインドの在家密教行者で、チベットに密教を伝来させた偉大な行者で、今でも厚い信仰を集めています。

せん仏(ツァツァ)

せん仏(ツァツァ)

小さな仏像や塔を掘り込んだ木型や鋳型に粘土を押し入れ、それを天日干しをして乾燥させたものです。

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